10時間目

4月11日
 夜勤明け。今日の教習は15時からと中途半端な時間です。眠たいのを我慢して自動車学校へ。今日の教習はシミュレーションです。
 まず、改正され高速道路での二人乗りが許可された道交法の関連ビデオを見ました。「高速道路では、単調な景色の流れなどで眠気を・・・」とナレーションされているのを聞きながらあくびが止まりません。
 ビデオが終わるとシミュレーターです。ゲームセンターに有るゲーム機とよく似た機械を使って、市街地の模擬走行を行います。同時教習者は2名。機械は1台なので一人ずつ行います。先に呼ばれたのは私でした。「操作は普通の二輪車と同じです。但し、曲がるときは体重移動ではなくハンドルで曲がってください。」これがまず曲者。動き出して「あれれ?右に寄っていく?」センサーがずれているのかハンドルを真っ直ぐにしていても右に寄っていきます。機械のアナウンスに従って走ると、いかにも危なさそうなタクシーや、縦列駐車の車。期待通りに突然曲がったり、車の陰から歩行者が出てきたり。この教習で事故しても卒業には関係ないのですが、慎重に「走って」事故無くクリアしました。
 このシミュレーター。気分が悪くなるとは聞いていましたがホントでした。普通に走行しているときはそれ程でもないのですが、急ブレーキを掛けたりするとモニター画像が上下に動き気分が悪くなってきます。普段乗り物酔いする事がない人でも酔っちゃうようです。

 10分ほど早めに教習終了。「K.Iさん。後の教習の予約は取ってますね。14日の卒検受けるんですよね?」「ハイ。見極めもらえれば受けるつもりです。」「大丈夫でしょう。見極めは。試験は・・・」私、一回で受かると思ってませんから。