ヘッドライトをH4に

Warning

ショートの危険性が有るので、バッテリーの端子を外して作業する事

Attention

交換作業後に必ず光軸調整を行ってください。

 CBRのヘッドライトはH4R 35/60Wというお世辞にも明るいとは言えない物です。しかもバルブが非常に高いのです。そこで凡用のH4を使用できるようヘッドライトを加工しました。
 幸い私のCBRは92年式なのでヘッドライトスイッチが有ります。昼間の常時点灯をしなければ、バッテリーは持ちそうです。

 H4とH4Rは取り付け部分の爪の位置が異なります。爪を2本折って装着という手も有りますが、これでは光軸が取れません。よってライトユニットを小加工します。

 まずライトユニットをはずします。アッパーカウルをはずし、ステーからライトユニットを取り外します。取り外したユニットのバルブの右の爪が入る部分(赤で囲っている部分)をH4に合わせて削ります。上・左はそのままです。
 上はまったくいじる必要は無いのですが、左はこのままではつきません。しかし、ここにはバルブ固定のスプリングがあるため加工が出来ません。そこで左側は切れて使えないH4の座金部分を切り取り、ストッパーにします。(上の画像で緑で囲っている部分がストッパーです)画像でお分かり頂けないかもしれませんが、作製したストッパーを爪のはまる所にエポキシの接着剤で固定しています。

赤の角で囲っている部分が切り取ってストッパーに使用する部分です。


 後は元通りに組付け終了です。

 左側のストッパーがちょっと不安だったのですが、私はこの方法で装着し無事車検を取得する事が出来ました。

 55/60Wになって明るくなったのはいいのですが、もともと35/60W用に作られたスイッチ・ハーネスでは電流容量が不安だったので、余っていた4輪用のボッシュのハーネスを装着しました。
 エンジンルームにバッテリーを配置している4輪用のハーネスでは配線が短くてそのままでは使用出来ません。車体からリレー・リレーからバルブまでの配線を2mほど延長加工し使用しています。リレー本体は、タンデムシート下の空きスペースにマジックテープを使用し固定しています。点灯させてみるとさすがに55/60Wです。今までとは全く違います。しかもハーネスを入れたことで、ノーマルのボワーと明るくなっていくのが瞬時にパッと明るくなるようになりました。
 予算が有ればHIDを入れたいところですがお小遣いではここまでが限界です。(2006年4月 CBR600Fsに乗換・HID装着しました)