1・ハーネスシステムって何?
純正のバッテリー〜スイッチ〜バルブ間の電気的ロスを低減させて、バルブ本来の「明るさ」を
発揮させるための物です。
2・純正と何処が違うの?
まず使用する配線の容量が違います。例えばジュースをを飲むとき、細いストロー(小容量の配線)
より太いストロー(大容量の配線)の方が同じ量を飲むのに楽に飲めますよね。
次にスイッチングのロスの低減。純正のスライド式の小さなライトスイッチを大容量のリレーに
置き換えることで、ロスを低減します。
3・メリットは?
1の「バルブ本来の明るさを発揮」の他に、純正で35Wと言うロウソクみたいなヘッドライト用の
スイッチの破損を防げます。(ハーネスシステムを使用しないで55Wのバルブを使用すると、
スイッチが壊れます)点灯時の立ち上がりが早くなります。
4・デメリットは?
導入コスト・二輪用の新品を普通に買うと8〜9,000円位。これは四輪用の流用で抑えられます。
実際に取り付ける場合、4に上げたように四輪用の流用が費用的には一番安上がりです。ヘッドライトが
1灯なら殆ど無加工で取付が可能でしょう。2灯の場合は車種や使うハーネスにもよりますが、配線の延長
加工が必要です。四輪用のハーネスは解体屋で500〜2,000円位で購入することが可能でしょう。私が使用
しているボッシュのハーネスは解体屋で500円で購入しました。
自作派の方へ。防水の面で余りおすすめはしません。「どうしても自分で」と言う方は防水対策を万全に。
でないと、雨や洗車後に「ビリ!」ってきますよ。
参考までに簡単では有りますが配線図を作りました。