ユーザー車検受けました。

 2005年4月に2回目のユーザー車検を受けました。なぜ「ユーザー車検」かと言いますと小遣い生活者の私にはショップにお願いするほど予算が無いのです。幸い仕事が夜勤メインで平日に休みが集中することもあり、時間の余裕が有ります。日常のメンテは自分でやってるので、車検も「自分で」となりました。

 事前に書類をそろえます。車検場へ行き申請書や整備記録簿等必要書類を購入します。
 記録簿を元に、各箇所の整備・調整・交換を行います。今回交換したのは車検非対応のマフラー・フロントタイヤ・EXポートガスケット・リアブレーキフリュード(フロントは2月に交換しているので点検のみ)・エンジンオイル。
 バイクのユーザー車検の不合格理由のトップは、ヘッドライト光軸との事だったので知り合いの自動車整備工場で光軸調整をしてもらいました。
 一通り点検を済ませ、車検の予約をします。車検場に電話し自動応答の案内に従って予約をします。今回も3回分の予約をしました。1回目は仕事明けの午後。雨がふったらパスするつもりで。2回目は仕事が休みの日の午前中。3回目は同日の午後。なぜ同日に2回予約するかというと,検査で不具合が見つかった場合,当日内なら検査ラインを外れて修理・整備し受け直すことが出来るからです。

 さて、車検1回目の当日です。仕事から帰ってきてそのまま車検場へ向かいます。
 未記入の申請書を場内で記入します。前回は代書屋さんにお願いしましたが、今回は自分で記入しました。受付事務所に記入例が有りますので、それを見ながら記入します。
 書類を受付に提出し、ラインに並びます。私が受験した久留米自動車検査登録事務所では2輪の専用ラインが有りません。4輪との共用ラインでの検査です。

まず外観の検査
 車検証記載の全長・全幅・地上高をメジャーで測ります。その後各灯火類・ホーン・ボルトの締め付けチェーンの緩み・タイヤ空気圧をチェック。
 ここでまず問題発生。なんとシフトリンクのナットが外れていました。家を出るときはちゃんと締まってたのに。

ブレーキの検査
 ローラーに前輪を乗せ前方の表示板の指示に従ってブレーキをかけます。前輪が終わったら後輪を同様にテストします。
 ブレーキは問題なくパス。

ヘッドライト検査
 難関と言われるヘッドライトのテストです。指定位置に停車し車体をまっすぐに維持します。光軸・光量を測定する機械が忙しく動きます。CBRは2灯なので1灯づつ同じテストを行います。
 またまた問題発生。調整しておいた光軸がずれています。左の光軸が下向き過ぎ。

 さて、不具合箇所が2箇所有ります。まず検査場から一番近いホームセンターへ行ってナットを購入。次に先日光軸調整をして貰った整備工場へ再び調整に。調整後、工具を拝借してナットを取り付け。バタバタとまた検査場へ戻りました。
 検査場で、2箇所を再検査。シフトリンクは問題なし。光軸も何とかクリア。合格印を押して貰い、書類を受付へ提出。新しい車検証とステッカーを貰い終了。

 普通は「スピードメーター検査・排気ガス検査」が有るようですが、4輪のラインでの検査でしたのでメーター検査は無し。排ガス検査はなぜ無かったのか分かりません。今回は前回のようにスムーズに行かなかったので、全部で1時間30分程掛かってしまいました。

 今回の車検に掛かった費用は(交換部品代を除き)、自賠責保険(24ヶ月)19,620円・ヘッドライト光軸調整 1,000円・書類関係 70円・重量税 5,000円・検査手数料 1,400円、合計27,090円でした。