2007年の初走り。行き先は相変わらずの大観峰へ行ってきました。
2/13・天気予報のチェックをすると、次の休日の15日は晴れの模様。気温は上がりそうにはありませんが、走ることにしました。
まずは、なべさんにアポメール。休みで予定無しとのことで、道連れ決定。待ち合わせは久留米市内の某GSに10時としました。
さて、当日。起床は6時30分・寒い朝。天気予報は晴れですがやはり気温は上がりそうにありません。予想最高気温は大分県西部で12℃と低め。最低気温は7時の時点で南小国・-2.5℃、阿蘇山頂は-5.6℃と走る気を失わせるのに十分な寒さ。最終の決行意志確認を兼ねてナベさんにメールをすると、「頑張って行きます!」と返信有り。気合いを入れ直して9時40分出発。
待ち合わせのGSは家から10分程。前回給油後40kmしか走っていないので2.5Lと原付なみの給油量です。徐々に下がってきた原油価格のお陰で、相場よりも高い久留米でも、ハイオク132円/Lまで値下げされていました。給油を済ませ待つこと20分程、ナベさん着。前回とは異なりジャケットに革パンの装備で一安心。ちょっとお話しし、10時20分出発しました。
まずはR3を南下。広川町の「工業団地入口北」交差点を左折、広川工業団地を突っ切り県道82へ。「後ノ江」交差点を左折しR442へ入ります。後は一本道。途中の電光掲示板に「山間部凍結注意」の表示にちょっと不安を抱きながら流れの遅い中走ります。日向神ダム途中までは車の後で大人しく、途中の工事箇所で車列の先頭に出て後はナベさんを先にやります。ヒラヒラと切り返すナベさんを羨ましく思いながら、グリップしないタイヤで慎重にナベさんの後をトレース。ダムを抜け集落の中でまた先頭をスイッチ。次の竹原越えは100ccには勾配のきつい上り坂なのでそのまま私が先頭で走りました。思っていたほど路面状況は悪くなかったのですが、限界を通り越したタイヤと低い路面温度ではペースは上げられません。5,000rpmを「リミッター」にぼちぼちペースで登りきり、竹原トンネル通過・11時30分鯛生金山着。
鯛生金山で早めの昼食を摂りました。メニューはうどん・蕎麦類の他にはおにぎりといなり寿司のみ。いなり寿司を追加するか悩みながら、結局肉うどんのみにしました。
11時40分にリスタート。R442から県道12につなぎます。まったりペースで県道12を流しオートポリス通過。峠を越すと阿蘇の山並みが見えてきます。3ヶ月ぶりの阿蘇は澄んだ空気のお陰で、クッキリと見えています。途中、道路脇の法面は霜柱がビッシリ。朝の冷え込みが容易に想像出来ました。ミルクロードに入り先頭をナベさんにスイッチ。大観峰を目指します。大観峰入口から駐車場を見ると、車が数台のみでバイクは見えません。何と、一番奥の駐車場は入口に「本日の営業は終了しました・・・」と案内板がぶら下がり封鎖されています。当然売店もお休み。大観峰の売店がお休みなんて初めてです。そのまま居ても仕方ないので、予定通り久住高原へ向けてリスタート。
やまなみハイウェイ〜ひごだいロードと繋ぎ南阿蘇波野線へ。産山の山水亭前を通過しひごだい公園へ。今回のルートで一番凍結しそうな所です。県道12同様、陽の当たらない法面は午後に入っているにも関わらず霜柱に覆われていますが、牧草地区間は日当たりが良いこともあり全く心配なし。R442へ抜ける手前の日陰部分に入ろうとしたところで、路面の凍結が目に入りました。全面凍結ではなく、路面の凹み部分に溜まった昨日の雨水が凍ったようで、避けて通れば問題なし。R442へ抜けてまたすぐに右折。久住高原コテージ方向へ。久住高原ゴルフクラブ脇を通過し、牧ノ元を左折しR442へ戻ります。R442を西進し久住南登山口の「どこでもかふぇ
TONCHAN」へ14時着。私は毎度のコロンビア、ナベさんはモカ・マタリをオーダー。冷たい強い西風が吹く中、コーヒーで暖を取りました。飲み終えた頃に「試作のブレンドなんですが・・・」と新作のブレンドコーヒーを頂きました。喫茶店経験者のナベさんは改善の可能性を色々と・・・私は「ん!美味しいよ!」。嗜好品は個人の「味」の好みが分かれるところですが、スッキリとしていて広く受け入れられる味だと思いました。その後私はナベさんのPeugeot
Speed Fight2を試乗。ナベさんとの付き合いは二年以上になりますが、Peugeot Speed Fight2をお借りするのは初めてです。話に聞いていたとおりで、ブレーキングで沈まないフロントサスペンション・微細な路面の変化に敏感な足回りに驚きながら「面白い!」。絶対的な運動性能は同クラスの国産スクーターには敵わないと思いますが、スポーティーな外観と乗り味に購買意欲を擽られたことは言うまでも有りません。経済的余裕が有れば、欲しい一台です。(※一台で国産同クラスが二台買えます)「試乗」を終えてリスタート。
R442を西進し、黒川を抜けてファームロードへコースイン。状況は日陰部分でもドライで良好。グリップしないタイヤでは面白みは無いのは当然のこと。流しペースで先頭をナベさんにお任せ。偶に現れる「動くシケイン」を100ccのスクーターで交わすのはちょっと荷が重かったみたい。亀石峠で一息。昨日の雨・今日の冷え込みは走るにはちょっと辛い所が有りますが、お陰で眺望は抜群。このところ亀石峠から阿蘇が見えることが無かったんですが、今日はハッキリと見えています。
亀石峠を後にしファームロードに戻ります。普段だとここからは段々と標高が下がり気温が上がっていくのですが、今日はその気配は全く無し。段々と日が傾いていき、逆に寒くなっていきます。16時30分、日田一品街着。トイレタイムを取り、何時も通りのR210から土手ロードで久留米へ。R3で帰宅するナベさんを途中までエスコートし、自宅着は18時30分。寒さに弱い私がこの時期走るのは異例のこと。次は暖かくなった桜の頃かな・・・