阿蘇へ〜2007年4月

 今年は走り出しは2月と早かったんですが、インフルエンザや休日に予定が詰まっていたりで走れない日が続いてました。桜のピークも過ぎた10日。やっと約2ヶ月ぶりに走ることが出来ました。
 今回は先月交換したタイヤの具合と来月に控えた「同窓会ツーリング」の下見を兼ねて、グリーンロード南阿蘇まで足を伸ばしました。

 起床は7時。前日に交換したウィンカー交換作業のページを作りつつ、天気予報とアメダスのチェック。晴れマークで雨の心配は皆無でしたが、薄雲が広がって快晴とはならない模様。最高気温は18度・アメダスデータでは7時の時点で阿蘇は2.5度。「快適」な気温にはなりそうにありません。何を着ていくか悩みましたが、丁度良さそうなウェアが無いので夏物のジャケットにウィンドストッパーとフリースで、気温が上がっても対処出来るようにしました。

 出発は予定を30分遅れた09:30。気になるウィンカーの具合を暖気中に再チェック。点滅具合は良いんですけどね、視認性がやはりNG。換えようにも物も時間も無いので、そのまま出発。
 まずはR3のShellのスタンドへ。ハイオク2Lを給油しスタート。2月のルートをトレースして日向神ダムへ。古いダム湖の湖畔は桜が多いんですが、日向神ダムも例に漏れず桜が多いところです。ピークを過ぎた桜の花びらがハラハラと落ちてきます。風に乗って落ちてくる花びらは雪の様。ゆっくりとダム湖畔を走り竹原峠へ。
日向神ダム

 ワインディング区間の始まりです。タイヤ交換後初めてのワインディング。定評の「ミシュラン」なんで、グリップが悪いはずは無いんですが、最初は慎重に。軽い倒し込みと切り返しに戸惑いましたが、やはりグリップは良さそう。不安無く走ることが出来るようです。ご機嫌なペースで走りきり竹原トンネルへ突入。入った瞬間に「寒〜!」強冷の冷蔵庫に入ったかの様な寒さ。冬ジャケットじゃ無かったことをここでは後悔しました。「冷蔵庫」を通り抜け10:45分鯛生金山着。

 トイレを済ませ、11時発。R442・県道12でオートポリスを通過し、県道339・ミルクロードに接続。普段だとこの後も県道12で大観峰方向へ走るのですが、ここからが本日の「課題走行」。ミルクロードを南下し大津方向へ。昨年秋にも同じルートで走ったのですが、途中道を間違え迷った挙げ句にいつの間にか熊本空港を通過するという失態。来月のツーリングではその様な事が無いように今日の「下見」となったわけです。
ミルクロード

 ミルクロードを車の流れに合わせて下っていきます。前回走って間違ったと思われる大津町高尾野交差点を左折。ここからは初めて通る道。暫く走るとまた交差点に差し掛かりました。さて、真っ直ぐか?左折か?と、ちょっと考え標識を見ると左折方向に「西原」の文字。左折し程なくしてR57との交差点「ミルクロード入口」が見えてきました。この時点で、走行距離は100kmを越えています。帰宅までの総走行距離は300kmを越すことは確実です。私のCBR600Fsはツーリングで20km/lの燃費。タンク容量は18Lなので、360kmを無給油で走ることが出来るはずですが、余裕を持たせるため給油する事にしました。予定ルートではここを直進ですが右折し熊本方向へ。「道の駅 大津」を通り越しセルフのGS発見。約5Lを給油しリスタート。元のルートに戻るべく、「ミルクロード入口」を右折、県道225へ。2km程走ると県道207との交差点に差し掛かります。標識は左は「阿蘇」・右は「熊本空港」。出発前に地図を見てきたのですが、ここでちょっと悩みました。左に行くと道は細くなりセンターライン無しの「田舎道」。右に行くと片側1車線づつの「普通」の道。取りあえず右折してみました。5分も走らないうちに前回道に迷って通った交差点に差し掛かり、「これ違うんじゃない?」 直ぐさまUターンして「阿蘇」方向へ。狭い通りをトラックの後に付いて走ると、「阿蘇グリーンヒルCC」の看板を発見。看板通りに右折すると、県道225へ戻りました。道なりに進んで県道28と交差点へ。「阿蘇ミルク牧場」の案内板通りに直進。ここまで来れば後は通った事が有るルートなので、悩む所は有りません。ミルク牧場まで快走し、「グリーンロード南阿蘇」に接続。
 グリーンロードはこれで4回目。登りのコーナーをリズミカルに抜けて、下りに入ります。下りだすと天気の良い日は阿蘇山が見えてきますが、今日は生憎霞んでいます。ぼんやりとした阿蘇の稜線を見ながら気分良く走っていると、路肩に変なワゴン車と普通車が停まっています。「山菜取りか?」と思いましたが、よく見ると普通車は覆面Pカーです。ワゴン車の脇に立つ人の背中には「POLICE」の文字。その瞬間スロットルはOFF。取締りかと注意深く見ましたが、何処にもレーダーらしき物はなし。開店前の「準備中」だったのでしょうか?その後もペースを上げることなく、下りきってR325へ接続。
グリーンロード南阿蘇

 R325から阿蘇登山道で中岳へ登ることも考えましたが、今回はお預け。大人しく車列に付いてR325からR57へ。途中、阿蘇乙姫の電光掲示板は気温16度。雲が無い晴天だったら、もうちょっと暖かいんでしょうね。
 県道11からやまなみハイウェイ・ひごだいロードと繋ぎ南阿蘇波野線へ。
やまなみハイウェイ
 産山の山水亭に14:20着。久々の山水亭でオーダーはこれまた久々のオムライス。トロトロのオムレツとちょっとスパイシーなソースが食欲を倍増させてくれます。店内の張り紙を見ていると、なんとこのオムライス、いつの間にかテイクアウト出来るようになってました。
 あまりゆっくりせずにリスタートしたのは14:40。走り慣れたひごだい公園〜久住高原コテージ〜久住高原GCから牧ノ元へ繋ぐルート。気持良く走っていると久住高原GC入口で前方に赤い回転灯付き車両発見。今日はPさんに良く遭遇する日のようです。Pさんはすぐに左にウィンカーを点けて道を譲ってくれました。ミラーに映らなくなるまではゆっくりと走り、牧ノ元からR442で定番の「どこでもかふぇ TONCHAN」着は15時。これまた定番のコロンビアをHOTで頂き、至福の時。
 15:20・帰宅時間を考えリスタート。
岳ちゃん@久住山荘

 R442からファームロードに繋ぐいつものルート。ファームロードに入りペースアップを考えましたが、今日はPさんの当たり日?偶に聞くファームロードでのPさん出没の情報もあり、控えめに走って16:40日田一品街着。トイレを済ませて一服。リスタートは16:50頃。
R210から土手ロードに繋いで帰着は17:50。満腹334kmでした。

 この時期、山間部は山菜取りの車の駐車が多くコーナーを抜けると目の前に車が・・・って事が有ります。控えめなペースで走り、インベタのラインは避けましょう。
 春とはいえ、阿蘇方面はまだ気温が上がりきっていません。次に走るのは多分5月。緑に覆われる阿蘇が楽しみです。
 初めて履いた「ミシュラン」はなかなか好感触でした。でもビブの伸ばした左手に地面が届かないのがちと悲しい・・・