3・4時間目

3月29日
 3時間目
 今回はオートマチック車の教習です。教習車はHONDAのSILVER WING400。スクーターは原付しか乗ったことが有りません。さて、上手く乗れるのでしょうか?
 走る前に教官から「左のレバーを握ると前後のブレーキが作動します。」と聞き、ちょっと不安に。センタースタンドを掛けたり外したりするのもCB750より重く感じました。今回の教習はオートマチックに慣れること。課題を絡めて自由に走ってきました。今回もほぼ放置プレイ。
 今まで2回の教習で低速の取り回し・アクセルワークがスムーズでない、と指摘を受けていたので、低速走行を重点的に。
 スラロームは車幅が有り、CBより大回りになります。しかし、余り大回りに走ると旋回角がきつくなりミスコースしそうになります。しかもリアブレーキを使おうとするとフロントまで作動するのでやっかいです。パイロン進入前ははアクセルを殆ど戻さず、ブレーキのみで速度調整。一本橋は半クラッチが使えない・フロントブレーキが効いてしまうので、アクセルを一定に保ち、常にリアタイヤに駆動力を与えてブレーキのみで速度調整。後で教官に聞いたのですが、この一本橋の渡り方、HONDAはクラッチを傷めるので勧めていないそうです。急制動は楽ですね。コンビブレーキのお陰で、何も気にせず止まることが出来ます。
 同時間に検定があっていて、検定車の邪魔にならないようにしていたので、今のところもっとも不得意なクランクは殆ど走れませんでした。
 スクーターと普通のバイクの違いは、当然クラッチが無いこと。あと、タンクが無いのでニーグリップが出来ません。普段それ程気にしていなかったニーグリップですが、出来ないとやはりふらつきが多くなりますね。ボディを踝で挟みましたが、それでもやっぱりダメでした。
 終了後、コース図を購入し次回の予約を済ませ帰宅。休みで特別する事も無かったので、コース図と睨めっこ。時間が勿体ないので自動車学校に電話すると、18時からなら空いているので乗れるとのこと。夜間料金がかかりますが、乗ることにしました。

4時間目
 ずいぶん暖かくなってきましたが、日が落ちるとグッと冷えてきます。4時間目は18時からの教習です。昼間と同じ服装で行ったことをちょっと後悔しました。
 この時間の教習生は赤ゼッケン(1段階)ばかり4人。その中で大型は私だけ。「えーと、4時間目ですね。波状路はやったこと有ります?」「有りません。」ホントは有ります。一番最初に試験場で受験したときに何度かやったことが有ります。しかし、18年前の話です。やったこと無いのと同じです。
 まずは乗車姿勢から。エンジンの真上(CB750の場合はタンクキャップの位置ぐらい)から拳1個分ほど後ろに上体を置き、タンクに軽く座るような感じでステップに立ち、軽く膝を曲げます。体は腕で支えようとせず、足で支えます。腕で支えようとすると、フロントに加重が掛かりアクセルワークやクラッチワークに支障がでます。シフトは1st。リアブレーキで速度調整します。コブにタイヤが当たった瞬間にアクセルをON・乗り越えたら半クラッチにしてリアブレーキを掛けて時間稼ぎします。この繰り返しで乗り越えます。視線は一本橋の様に遠くに置くと逆に安定しません。1〜1.5m位先を見ます。
 まず1回目。当然無茶苦茶。よく脱輪しなかったと思います。その時の姿勢は上体が後ろ寄りでした。2回目からは意識して上体を前に持ってきます。すると、何とかなりそう。試しに途中で上体の位置を変えると、明らかに運転に差がでます。乗車位置って大切なんですね。それから、進入。出来るだけゆっくりと入らないと、一つ目のコブでバランスを大きく崩してしまいます。乗車位置と進入さえ上手く行けば問題無さそうな気がしました。
 しばらく波状路を練習しスラローム・一本橋・波状路を交互に練習。他の赤ゼッケンと一緒だったので順番がダブってしまうので、必然的に波状路の練習が多くなります。途中でタイムを計って貰ったのですが、波状路6秒・一本橋11秒でした。検定には合格出来るレベルです。しかし、これで精一杯のタイムなので、もうちょっと練習が必要ですね。
 教習終了後、「じゃあ次は見極めです。」と。私、その時まで1段階が5時間とは知りませんでした。てっきり6+6の12時間だと思ってました。せめてもう1時間、波状路の練習をしたいんですけど・・・