7・8時間目

4月 6日
 7時間目
 天気は晴れ。仕事は休み。自動車学校が無ければツーリングに行ってることでしょう。が、今日は7時間目の乗車があります。折角の休みを潰すので、2時間乗れないかと思い自動車学校に電話しましたが、空きが無いため1時間のみの教習となりました。

 予約時間を間違えて、1時間前に自動車学校へ。する事も無いので、近くの公園へ桜を見に行って来ました。ピークは過ぎていたものの、まだ満開に近い木もあり見応え十分。時間が迫ってきたので長居せずに学校へ戻りました。
 教習開始。今日は大・中・小と全てのカテゴリ揃っての教習。「大」は私を含めて二人。ここは大型二輪の教習は同時間に二人しか受講出来ません。というのが教習車のCB750が2台しかないからです。中型車は6台有るのに。何時も通り2号車に乗車。外周を1周し、呼ばれるままに一本橋横のスペースに駐車。「まず、急制動をやりましょうか。出来ますよね?あと、スラロームと一本橋・波状路をやって下さい。」まず、急制動。外周に出て前がクリアになってからスタート。40km/h+α位で進入します。パイロンを通過と同時に制動開始。規定の距離で止まることは出来ます。2回目。今度も制動距離は問題なし。と、ここで教官の手招き。「何か迷ってません?まず、止まることが優先です。エンストさせないのはその次。クラッチは停車するまで握らない位にした方が良いですよ。」イヤ、判ってはいるんですけど。普段、制動中ににシフトダウンしてるので、その癖で無意識にシフトダウンしそうになります。その為ブレーキだけで止まろうと意識しすぎているようです。但し、検定では取りあえず停止線までに止まればOKなので、自分の中では急制動は合格のつもり。しばらくすると今度は別の教官が手招き。「コース憶えてますか?ちょっと走ってみますね。」タンデムステップを出しています。「ハイ、後ろに乗って。」え?イヤです!怖いです!と言いたかったんですが、言い出せずタンデムシートへ。走りながら確認・ウィンカーの出し位置・速度の説明を聞きます。流石にスラロームと波状路は行かないだろうと思っていたら、スラロームに突入。「わぁわぁわぁわぁわぁ・・・・」続いて波状路も・・・。正直言って怖かった。もうごめんです。「試乗」が終わり、コースを周回し終了。
 ダメ元で受付へ行き、空きがないか尋ねましたがやはりキャンセルは出てないようで乗れないとのこと。諦めて駐車場へもどろうとしていると「K.Iさん。配車係まで来てください。」とアナウンスが。向かうと、「今日、乗りたいんですよね。何とかなりましたので次の時間に乗れますよ。」ラッキー! そのまま二輪の控室に向かいました。

 8時間目
 教官は前の時間と同じです。教習生も半分は同じ顔ぶれ。「ハイ」と渡された鍵は1号車。初乗車です。まず手順通り乗車前点検。フロントタイヤを点検していると、明らかにホイルの回転が悪くなるところが有ります。ディスクが曲がっているようでブレーキを引きずっています。教習に影響が有る程じゃないので無視。
 一通り点検を済ませスタート。前の時間に使用している車両なので、エンジンは暖まっています。外周を半周しコースのスタート地点へ。最初は教官の後ろに付いて走りました。他の受講生の後ろを走るときより明らかにメリハリが有ります。実は、今まで他の受講生の後ろを走っていて「こんなにトロトロじゃないといけないの?」と思っていたのですが、やはり出すところは出す・抑えるところは抑える。考え方が間違っていなかったことに一安心。
 1周しその後は一人で回ることに。スタートしてすぐにUターンするようなところが有ります。ここは2ndで半クラッチを使って極低速で回ります。ソロソロと走っていて半クラッチを充てようとすると、「クラッチが繋がらない?」一瞬の間の事ですがパニックです。バランスを崩し内側へ大きく傾きます。足を出そうにも出した先に地面は無く(届かなかっただけ)そのまま転倒。初コケです。やっちゃいました。引き起こして直線部分に戻し、各部の点検。損傷無しで一安心。今まで2号車ばかり乗っていて、2号車の感覚でクラッチ操作をしたことが原因でした。教官が気づき、「どうしました?あれ?コケましたか。エンジンかかります?」転倒させているのでプラグがカブっていることはすぐに判りました。アクセルを開けて、セルを長めに回せばかかるだろうと思いやってみると・・・掛かりません。それどころかたった10秒足らずセルを回しただけでバッテリーは息絶えています。「1号車か。これバッテリー死んでるんですよ。押し掛けしましょう」って。二人で押して何とかエンジンはかかってくれました。「この時間はエンジン止めないで練習してください。」ディスクは曲がってるし、クラッチも減りが多そう・トドメはバッテリーが死んでるなんて。いくら一般道を走ることが無い教習車でも、もうちょっと整備して欲しい。
 その後はクラッチに細心の注意を払い、コケることなく終了。今回の教習での問題点は、確認動作と進路変更でした。当然、確認が終わってから進路変更をしないといけないのですが、私の場合、確認が終了する直前に進路変更も開始しているようです。それと車両。1号車と2号車はほぼ同じくらいの走行距離なのですが、明らかにコンディションは2号車の方が「上」です。私の気持ち的には2号車で教習したいのですが、検定車両が1号車の可能性も有るので今後は出来るだけ1号車に乗ろうと思います。