ブレーキを4ポッドにしよう! まずなんでこんな事を思いついたかというと、連れのカタナが4ポッドなのです。ノーマルで。レプリカタイプのCBRが2ポッドなのがどうしても許せなくて4ポッド化を実行しました。
まず情報収集です。一番簡単なのは社外品のサポートを使ってブレンボなどを入れる事ですが、Webで検索するとVFRアウターを使った改造が有りました。以前オークションでお世話になった方も同様の改造をされていたとのことでした。出来るだけノーマルのルックスを崩したく無かったのでこの方法を採りました。
VFR(NC30)・CBR(NC29)ともインナーは41パイで構成部品もインナーパイプと内部構成部品の長さが違うだけとのこと。ホイールとローターはそのまま行けそうです。
早速部品の調達です。新品の部品が買えるような予算は当然有りません。いつものようにYahooオークションを物色します。キャリパー・マスターはVFRもNSRも同じ物のようなので、手頃な値段で出ていたNSR(MC21)用を落札。(2006年 1月 RC30キャリパー・SC45マスターに変更)VFRアウターがなかなか出ません。出ても結構な値段です。
しばらくオークションを監視していたところ、FR足回りセットが出品されました。セットの割に値段が低めだったのでこれを落札。まずブレーキです。そのまま付けようかと思っていたのですが、届いた現物を見るとキャリパーのピストンは錆だらけ。マスターもフリュードが漏れています。早速O/H用のピストンシールセットとFフォークのオイルシールセットをいつものバイク屋さんへ注文に。
ブレーキ関連という重要保安部品であり、命に関わることなのでO/Hはバイク屋さんへ依頼。フロントフォークは自分でやろうと思っていたのですが、どうしても緩まないボルトがありそれを緩めてもらいにバイク屋さんへ行ったところ、結局組付けまでやってもらうことになりました。
フォークオイルはノーマル10番のところをYAMAHAの15番・油面はノーマルです。出来上がったキャリパー・マスター・フロントフォークを持ち帰り車体に組付けです。ただ組み付けるだけなのでさほど手間は掛かりません。30分ほどで終了。
初期旋回性を良くするため突き出しを10mmにしました。試運転です。さすが4ポッド良く効く、と言いたいところですが結果は??? こんなもんなの?2ポッドに比べれば確かに効くけど。
旋回性はほぼ思った通りでした。オイルを15番にしたことで安定性も高まり路面状況もつかみやすくなりました。2004年3月 ブレーキホースをNSR250R(MC21)用のアールズに交換しました。そのままでは長すぎたので35mmカット(ACTIVEにて)しましたが、それでもまだ長すぎるようです。同様の改造をされる方はご注意下さい。
2006年1月 フロントブレーキリニューアルしました。
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