阿蘇へ〜2007年5月 on the first day

 毎年恒例の友人との初夏の阿蘇ツーリング。昨年は天候不順により当初の阿蘇ツーリングを急遽山口・角島ツーリングに変更となりました。今年も、天候に若干の不安は有りましたが予定通り決行。

5月19日
 さて、一日目。起床は6時。空は晴天です。天気予報では降りそうな気配は無い物の気温は低め。ウェアは気温の上昇に対応出来るようにメッシュジャケット+ウィンドジャケットで。
 9:30、Mashより出発のメール。ほぼ予定通りの出発時間です。広島・山口から来る友人とのコンタクトポイントは「道の駅 小石原」に12:30です。自宅からは約50km・1時間15分位の所。GSに寄ることを考慮して10:45に出発しました。
 まずは給油。ハイオクを給油口ギリギリまで入れて出発。郊外に抜けるまでは予想外の渋滞です。最短距離での移動を考えたルートは失敗の模様。筑後川を渡りやっと流れるようになりました。ここからR322で甘木を目指します。東の空は朝の晴天がウソのように雨雲が覆っています。ちょっとテンションダウン。甘木よりR500で江川ダムへ。江川ダム湖畔は路面状況はあまり良くないのですが、ウォーミングアップのつもりでペースをちょっと上げて走ります。ダム湖畔を抜けると道は狭くなり酷道になります。狭くて見通しが利かない・路面も悪い私のもっとも苦手なタイプの道です。所々ウェットの所もあり無理せずに控えめに走って12時に小石原着。
 携帯を見ると11:57にMashより「ただいま添田・・・」とメール有り。そのまま小石原で待とうかと思いましたが30分も時間を潰すのを苦痛に感じたので、英彦山へ向けて休むことなくリスタート。多分、途中ですれ違うだろうと思いながらR500を走りました。予想に反しすれ違うことなく英彦山駅まで下ったところで一時停車。CBR600Fsの向きを再度小石原に向けて待機していると、程なく先頭からZRX1100→ZX-10R→ZRX400→Monster S4Rの4台を発見。私には気づいてない模様。慌ててヘルメットを被り追撃スタートです。
 ちょっとアドバンテージが有りましたが、なかなかペースが上げられない4台に追いつくのは容易いこと。まずはMonster S4R@Mon太郎の横に並んでアイコンタクト。次にZRX400@みやけっちに手を振ってご挨拶。彼は初対面なので私とは気づかなかったかな?でZX-10R@Hitoshiを挑発して最後にZRX1100@Mashの横に並んで加速。意表を突かれたZRXはちょっと出遅れしたようですが、そこは1100の太いトルク。すぐに追いついてきます。その後にはピッタリZX-10R。やっぱりこの二人を引き離すのは私には無理のようですね。ZRX400とMonster S4Rはマイペース。ヒルクライムを終えて「道の駅・小石原」着。当初は日田で「焼きそば」ランチの予定でしたが、時間的な都合もありここで昼食を摂ることになりました。昼食を摂りながらルートを話します。事前の打ち合わせで聞いていた希望は「グリーンロード南阿蘇」「阿蘇山」「大観峰」「どこでもかふぇTONCHAN」は必須課題。って事で今日のルートは日田〜ミルクロード〜グリーンロード南阿蘇で決定。
 まずはR211で日田まで。いつもだと休憩ポイントの日田一品街を素通りして、ファームロードを走りたい気持を抑えてR212を進みます。松原ダムまで登り県道12にスイッチ。栃野交差点を左折すると走り慣れた快適ルートの始まり。ZRX1100@Mashは3番手に下がって2番手はZX-10R@Hitoshi。ピッタリと着いてプレッシャーを掛けてきます。ペースを上げることは可能でしたが、これ以上のペースアップはリスクが大きくなるのでパス。そこで私が取った作戦は「ブレーキランプを点灯させない」。エンジンブレーキを多用して前後ブレーキは出来るだけ使用せずに走ります。後続のHitoshi君は私のブレーキランプが点かないことで、コーナーの予測がつかず自然とペースダウン。私の作戦勝ち。快適に走ってオートポリス着。
オートポリス

 ここで私は翌週開催されるSUPERBIKE RACEの前売り駐車券を購入。空は相変わらずの曇天で気温も上がりません。ポツポツと雨粒も落ちてきましたが、路面を濡らすほどでは無いため天気予報を信じて走ることに。県道12を進み県道339・ミルクロードに接続。私の定番ルートだとこの後も県道12で大観峰方向へ走るのですが、今日の「課題走行」グリーンロードを目指して大津方向へ。昨年走ったときは道を間違えるという失態を犯してしまいましたが、今回は事前に「下調べ」をしていたため迷うことなくR57との交差点まで進むことが出来ました。本来だとR57を横切って南下するんですが、給油と休憩を取るためR57に入り熊本方向へ。セルフのGSでハイオク7.5L(141円/L)を給油して「道の駅・大津」へ。カップのコーヒーで喉を潤しリスタート。
 R57から県道225へ。道なりに進んで県道28との交差点へ。交差点を直進し「阿蘇ミルク牧場」方向へ。ここから「阿蘇ミルク牧場」までは一本道の快適ルート。昨年も走っているので間違うことは無いだろうと思い、ローペースでストレスが溜まっているHitoshiを先頭にMashを二番手、ビギナーのみやけっちをMon太郎に任せて、私は三番手を走ることに。すると水を得た魚の如く飛び出すZX-10RとZXR1100。立ち上がりでフロントを浮かせるまで頑張ってもドッカンパワーで先行する2台に付いて行くには私のCBR600Fsでは役不足。「阿蘇ミルク牧場」が近くなってきたことで、先頭を替わるためパッシングして合図しても先行2台のライダーの眼中に無し。左折予定の交差点を何の躊躇いもなく直進して行っちゃいました。どうにかして前を止めないといけないので、視界から消えるまでペースを落として走ると、吉無田高原でやっとMashが気づき続いてHitoshiも停車。マイペースのみやけっちとMon太郎が追いついたところで「正規」ルートに戻るべくUターン。ここからは私が先頭に。「阿蘇ミルク牧場」を右折しグリーンロード南阿蘇へ。高速コーナー区間の登りからテクニカルコーナーの下りセクションへ。控えめペースで景色を見ながらリズミカルに走り抜けます。ここでも「作戦」を使ってHitoshiのペースを上げさせないことを意識。途中の展望所で一息入れてリスタート。
グリーンロード南阿蘇

 グリーンロード南阿蘇をゆっくりと下り、R325にスイッチしクルージングモードで本日の宿泊地「国民宿舎 南阿蘇」着。
 「国民宿舎 南阿蘇」はこれで三回目の宿泊。(翌週のSUPERBIKE RACE観戦も「ここ」に宿泊予定)
Mash
 夕食・お風呂を済ませて、何時も通りバイクや「・・・」な話しで遅くまでまで盛り上がり、就寝は日付がかわったころ・・・

2日目へ続く・・・